歯周病を放置するとどうなる?
皆さんこんにちは。
おのえ歯科医院です。
歯周病は初期段階では気づきにくく、悪化するまで放置しやすい病気です。
歯周病になると、痛みがなくても顎の骨が破壊されていきます。
歯周病のことを知って、大切な歯とお口、そして全身の健康を守りましょう。
日本人が歯を失う主な原因は、むし歯と歯周病です。
歯周病になると歯ぐきと歯周組織が細菌に侵され、歯を支える歯槽骨という骨が破壊されていきます。
進行するにつれて歯ぐきは腫れて血や膿が出るようになり、歯槽骨では歯を支えきれなくなって歯がグラつくようになります。
最後には歯が抜けてしまったり、治療のために歯を抜くしかなくなることもあります。
過去の研究から、歯周病の進行には個人差があることがわかっています。
ゆっくりと進行していく人が多い一方で、10%くらいの人は急速に進行していきます。
歯周病のせいで、40歳代ですべての歯を失う人もいるのです。
「年を取ったら歯がなくなるのは当たり前」と考える人もいるかもしれませんが、むし歯と歯周病さえ防げば自分の歯を一生使い続けられます。
反対に、歯周病を放置していると、若いうちに歯がなくなることもあるのです。
大切な歯を守るためには、歯周病の予防と早めの治療が重要なのです。
妊娠するといくつかの女性ホルモンが増加します。
増加するホルモンの中でもエストロゲンは、歯周病菌の増殖を促すことで知られています。
また、プロゲステロンというホルモンは炎症の元となるプロスタグランジンを刺激します。
こうして妊娠中期~後期には妊娠性歯肉炎が起こりやすくなり、歯周病になりやすくなるのです。
妊娠した女性が歯周病になると、健康な女性よりも約7倍も低体重児および早産のリスクが高まります。
この危険度は喫煙やアルコール、厚生出産よりも非常に高いことがわかっています。
重度の歯周病になると、切開など外科的な処置も必要となり、治療が一年がかりになることも珍しくありません。
歯を守り治療の負担も減らすには、歯周病予防と早めの治療がポイントです。
まずは毎日しっかりと歯を磨き、定期的に歯科検診を受けましょう。
妊娠中の女性はお腹の赤ちゃんを守るためにも、体調が落ち着いた頃に妊婦歯科検診も受けておくことをおすすめします。
おのえ歯科クリニックでは、予防・クリーニングとともにマタニティ口腔ケアも行っています。
ご一緒に、歯周病から大切な歯やお口、体の健康を守っていきましょう。
おのえ歯科医院
医院名 | おのえ歯科医院 |
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院長 | 尾上 一平 |
住所 | 〒658-0012 兵庫県神戸市東灘区本庄町1-13-17 |
電話番号 | 078-855-3333 |
URL | https://www.dc-onoe.com/ |
診療内容 | むし歯、歯周病、入れ歯・義歯、小児歯科、予防・クリーニング、歯科口腔外科、親知らず、顎関節症、インプラント、矯正歯科、矯正相談、セラミック治療、ホワイトニング、マウスピース製作、マタニティ口腔ケアなど |
概要 | 神戸市東灘区の歯医者【おのえ歯科医院】。甲南山手駅から徒歩4分、深江駅から徒歩10分、土曜も診療しているとても通いやすい歯科医院です。本庄町、甲南山手、森南町、本山南町など周辺地域からの来院もお待ちしております。 |