早期発見がカギ!初期むし歯は削らずに治せる?
皆さんこんにちは。
東灘区「甲南山手駅」から徒歩4分の【おのえ歯科医院】です。
むし歯の治療といえば、歯を削って詰めものをするイメージがありますよね。
歯を削る「キーン」という音や独特の薬剤のにおいが苦手で、歯科医院から足が遠のいている方は多いのではないでしょうか。
しかし、近年のむし歯治療は必ず歯を削るとは限りません。
ほんの小さな初期のむし歯なら、削らずに様子を見ることが主流となっています。
むし歯治療は早期発見、早期対処が大切です。
むし歯が進行すると痛みを伴うようになり、処置内容も複雑になります。神経までむし歯が進行してしまうと、時間も費用もかかる大掛かりな治療が必要になってきます。
ですから、むし歯はできるだけ小さい段階で発見し、小さく削るのが鉄則です。
一方で、歯は一度削ると元には戻せません。むやみに削ることで、歯の寿命を縮めてしまう可能性もあるのです。
そこで、近年では「できるだけ削らずに大切な歯を残す」という考え方が主流になってきました。
そのため、ごく小さなむし歯であれば削らず、フッ素塗布などを施して様子を見ることが多いのです。
「初期むし歯は様子を見る」とお伝えしましたが、そのまま放置しては、むし歯が進行してしまいます。
むし歯の進行を抑制し、削らずに自然回復させるため以下の方法を取り入れましょう。
- 歯科医院でのクリーニング
- 自宅での入念な歯磨き
- フッ素入りの歯磨き粉を使用する
そもそも、むし歯の発生は歯の表面に付着した歯垢が原因です。
歯ブラシで歯垢をきれいに取り除くこと、そして歯科医院で専門的なクリーニングを受けることが、初期むし歯の治療に有効です。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも兼用して歯垢を落としましょう。
歯磨き粉はフッ素配合のものがおすすめです。歯を修復する「再石灰化」の作用に期待できます。
初期むし歯は痛みがなく自覚症状がないので、自分では気がつかないことがほとんどです。
だからこそ、歯科医院での定期検診が大切です。
痛みや症状がなくても定期的に歯科医院でチェックを受ける習慣があれば、早期にむし歯を発見することができます。
削らずにむし歯を治せるだけでなく、予防クリーニングを定期的に受けることで、今後のむし歯の発生も抑制することができます。
「おのえ歯科医院」はむし歯の発生・再発を防ぐ予防歯科に力をいれています。
健康なお口の状態を維持したい方は、お気軽にご相談ください。